
今年も残すところわずかとなりましたが、皆様におかれましてはご健勝のうちに一年を締めくくられますこと、心よりお慶び申し上げます。
本年も格別のご愛顧を賜り、社員一同、深く感謝申し上げます。
2025年は、世界・国内を取り巻く社会情勢が依然として変動の多い一年となりました。安全・安心を取り巻く環境は予測困難な事象が多発し、警備業を取り巻く社会的な要請はますます高度化・複雑化しております。こうした中、当社は施設常駐警備、交通誘導警備、機動巡回・イベント警備、保安警備やビル管理業務に至るまで、多様なご要望に応えるべく日々現場第一主義を貫き、責務の遂行に邁進してまいりました。特に今年は、大阪・関西万博の成功裏での閉幕を迎え、多くの現場で警備をご用命いただきましたこと、関係各位には厚く御礼申し上げます。こうした大規模案件においても、当社スタッフが安全・安心を確保し続けられたのは、ひとえに日頃より高いご信頼を寄せてくださるお客様と、常に現場を支え続ける社員・協力会社の力によるものです。また、当社は今年度も警備業界団体での重要な役割を拝命し、地域社会と業界発展のための活動にも注力してまいりました。公益性の高い活動に関与できることは、当社が社会安全産業として果たすべき使命を再認識する貴重な機会となりました。
この一年、本当に多くの出会いと学び、そして挑戦がありました。安全を預かる使命の重さを日々痛感しつつ、現場で働く警備士一人ひとりが誇りを持って業務に従事してくれたことに、経営者として深い敬意と感謝を抱いております。また、技術・システムの向上や内部体制の強化にも引き続き取り組み、お客様にさらに信頼されるサービスを提供する基盤を築いてきました。
さて、来る2026年に向けて、当社はこれまで培ってきた実績と経験を礎とし、警備品質のさらなる向上と新たな安全価値の創出に挑戦してまいります。社会の安全インフラとして、地域社会とお客様に安心を届け続ける企業として、一層の努力を重ねてまいります。
結びに、本年中に賜りましたご支援、ご厚情に対し改めて深く御礼申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸、そして安全で穏やかな年末年始を迎えられますことを心よりお祈り申し上げ、年末のご挨拶とさせていただきます。
代表取締役社長 中谷 裕二